心のケア(アロマサイコロジー応用)
エッセンシャルオイルの可能性
1.人と植物との関係私たちが生きていく上で植物は必要不可欠の存在です。毎日の食卓を見ればその理由は一目瞭然です。主食としての米、小麦(パンや麺類)やそれらを加工して作られた味噌醤油。野菜やくだものあるいは草を食べる牛の肉や乳加工製品などなど。植物なくして私たちの食生活はありえません。また酸素の供給源、自然環境の保護、医薬品の材料、紙や綿製品などの原料として。さらに私たちの目や心を和ませてくれる緑の木々や咲き乱れる花々。このように植物の効用を数え上げたらきりがありません。人と植物はなぜこのように親和性が高いのでしょうか?植物研究家によると次のようなことが言われています。 ★遺伝子DNAの化学組成は、植物も人もほとんど同じである。 ★人の体内で全身に酸素を運んでいるのは血液中のヘム、植物ではクロロフィルが 人のヘムに相当します。ヘムとクロロフィルの違いは、マグネシウム原子1個が、 酸素原子1個に置き換わっているだけです。 植物と人の化学組成がよく似ているので、植物から抽出されたエッセンシャルオイル は私たちの心と体に作用する
2.植物は会話する能力がある?動物がある種の樹木の葉を食べようとすると、タンニンを大量に発生させ動物を撃退しようとすることが見つかりました。このとき、植物は食べられようとしている自分自身だけでなく、周囲の樹木にも緊急事態を知らせ、結果的に周囲の樹木のタンニン発生量も増加させていました。地中で根がつながっていない樹木間でもこのことは確認されています。詳しいメカニズムは明らかになっていませんが、「空中を伝わる化学伝達物質」が存在することは確かなようです。また樹木は自分のテリトリーを守るために、アレロケミカルという物質を作ります。これを食べた昆虫はその樹木の周りに糞をまきます。このようにして散布されたアレロケミカルの作用で周囲に他の植物を生えにくくしています。
3.エッセンシャルオイルとは?世界には約50万種の植物があるといわれていて、その中の300種ほどからアロマテラピーで使用するエッセンシャルオイルが作られています。各植物の花、葉、果実、種子、根、樹皮樹脂などから抽出されます。通常は水蒸気蒸留によって作られますが、より多くの有効成分を抽出する「アブソリュート」と呼ばれるエッセンシャルオイルもあります。こちらは専門家に使用をゆだねたほうが安心でしょう。これまでに多くの化学者がエッセンシャルオイルの治癒能力を分析しようとして最新のガスクロマトグラフィーなどでその有効成分の分析と抽出にチャレンジしましたが、「この成分だけで作用する」といいきれるような発見はいまだにありません。やはり100種以上の成分の「天の配剤」によるものといえるでしょう。しかし化学的に証明されないから効果はないのではなく、数千年の歴史の中で膨大な人体実験の結果として現代に伝承されているアロマテラピーには不思議な力が備わっていることは確かです。そしてエッセンシャルオイルには「美」があります。
前ページ
ホームページ
次ページ
章先頭へ