理学的疲労回復戦略
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代替療法と疲労回復
マッサージと疲労回復
温泉療法
理学療法機器
磁気治療


★代替療法って?


明確に定義するのはかなり難しいのですが、西洋医学(通常医学)から見た場合、代替療法は非通常医学と見られます。代替医療という言葉はアメリカでの表現で、ヨーロッパでは、補完医療と言われることが多いようです。

いずれにしろ、西洋医学が主流であって、西洋医学の隙間を埋めるような脇役として位置づけられているような微妙な存在です。

漢方医学、鍼灸、アーユルベーダ、コナニ、ホメオパシー、ハーブ療法、カイロプラクティック、イメージ療法、催眠療法等々実に多彩な顔ぶれです。

古今東西、様々な民間療法・伝承療法が長い年月をかけて体系化されてきたものですから、施療する術者によって治療効果などには大きなバラツキがあります。また、治療メカニズムなどが不明なものも多く、胡散臭いと見る向きもあります。


西洋医学は病気や臓器を中心に考えます。代替療法は病人が中心で、心身のバランスを整え、自然治癒力、自己回復力、免疫力を強化することを目的としています。


疲労回復に利用されることが多い代替療法

  • 漢方
  • 鍼灸
  • 栄養補助食品(健康食品)
  • ハーブ療法
  • 花療法
  • 瞑想療法・リラクセーション
  • 温泉療法(温泉・入浴剤)
  • ヨガ・太極拳
  • アニマルセラピー・園芸療法
  • アロマセラピー
  • 音楽療法
  • 指圧・マッサージ
  • カイロプラクティック
  • 運動療法
  • 温熱療法
  • 家庭用電気治療器(マッサージ機器・温熱機器・磁気治療器・低周波治療器・高電位治療器)


★マッサージと疲労回復


マッサージ、按摩、指圧といろいろな手技療法がありますが、それぞれの理論の差異はともかく、期待される効果には大きな違いはありません。

マッサージによる循環系への影響を測定した結果、循環系(血流測定)への関与が認められています。それも、マッサージを施術した部位だけでなく、その反対側や離れた部位にも影響を与えていることが観察されました。

筋疲労についても、マッサージによる改善効果が観察されています。

マッサージって当たりはずれが大きいと思いませんか?技術的なことだけではなくて、何ていうか「相性」みたいなものが大きいような気がします。なんかすごく緊張してしまう時とリラックスできた時とではマッサージ効果が全く違うような気がします。


★温泉療法


温泉ってやぱりいいですよね。
温泉成分表示についても基準が設定され、何となく安心感を覚えている方も多いのでは。

もちろん泉質が良いにこしたことはないのですが、雰囲気やサービス、食事、景色なども重要な要素です。

日本には、約22,000もの温泉源があるとも言われます。

●温泉療法も実にいろいろ

基本は湯につかる(温泉浴)ことですが、これにも全身浴、半身浴、手浴、足浴、高温浴、微温浴、冷浴、運動浴などがあります。

この他にも、飲泉、吸入、うがい、鼻洗浄などがあります。
さらに特殊なものとして、鉱泥浴、蒸気浴、気泡浴、渦流浴、圧注浴、炭酸ガス浴、洗腸浴、パラフィン浴などがあります。

持病のある方や、治療目的の方は、温泉療法士などに一度相談してみるのも良いでしょう。やみくもに温泉を利用してかえって悪化させてしまったといったことがないよう注意が必要です。

最近では街中にも大きな入浴施設やスーパー銭湯などもあちこちに出来ています。うるさいガキやらそれを叱らないバカ親も多く、かえってストレスがたまってしまいそうなのは私だけでしょうか。

さらにお湯を使わない入浴施設もたくさん出てきました。岩盤浴や酵素風呂などです。ビルの一室などで営業しているところが多く、入るのに何となく躊躇してしまうのですがどうなんでしょう。勇気を出して行ってみませんか。

岩盤浴についてはこちらが充実 岩盤浴情報館

●温泉療法の直接作用

全身浴では、浮力の作用により体重が9分の1近くに減じます。また、水圧により、胸囲や腹囲が数センチも減じます。

湯温が38℃以上になると心拍数なども上昇します。高温浴や冷温浴では交感神経の緊張を促し、微温浴(37〜40℃)では、副交感神経が有意となり鎮静的に作用します。

温泉成分としては、二酸化炭素泉、炭酸水素塩泉、塩化物泉、硫酸塩泉、硫黄泉、鉄泉、酸性泉、放射能泉などの分類があります。

二酸化炭素や硫化水素などの脂溶性ガス成分は体内に吸収されやすく、抹消血管拡張作用を示します。また、塩類は、皮膚表面のたんぱく質や脂肪と錯塩を作り、体表面に薄い皮膜を作りますので、保温効果が高くなり、湯冷めしにくくなります。

●温泉療法と疲労回復

温泉の疲労回復に対する効果はさまざまな因子が複合的に関わっています。温熱効果、静水圧効果、化学作用などにより血液循環が促され、新陳代謝が活発になることで乳酸などの疲労物質が排出されることがわかっています。また、非日常的な空間に身を置くことや豊な自然に抱かれ、その土地の地味豊なおいしいものを食べることでストレスも軽減します。

●自宅で効果的に温浴効果を得るには

  • 入浴剤を活用する
  • 遠赤効果が期待できる鉱物を活用する
  • 浴室を温めておく
  • 入浴後は水分をしっかりとふき取り、体を冷やさない


おすすめの入浴関連商品

漢方薬湯 瑞恵(ズイケイ)
漢方薬湯 萬祥(バンショウ)
漢方薬湯 延寿湯温泉
麦飯石 お風呂用

★理学機器療法

今、大型家電販売店の健康関連機器売り場はちょっとしたヒーリングスポットと化しています。しかも無料なんです。例の「いかがですかあ〜」の独特のトークでせまってくるおばちゃんさえ無視できてしまう意志の強い方にはおすすめ。セールストークに弱いあなたは考えたほうが良いかも。

お手軽な理学療法機器ではなんといってもマッサージ器具でしょう。電気を使ったものから原始的なものまで。価格も数百円から数十万円まで、といろいろ。

マッサージチェア程度で軽減するような疲労なら、軽い体操やストレッチのほうが効く場合もあるようですよ。物に頼る前に己に頼りましょう。

とは言うものの、我が家にも、ツボ押しグッズや足裏マッサージ機械やらハンディタイプのマッサージャが転がっているではありませんか。

金額的に買えそうなものだと、つい買ってしまうんですよね。買った当初は「コリャいいね!」などと言いつつ、一生懸命励むのですが、いつのまにか隅っこに放置されたままなんて状態です。

●温熱療法機器

温熱療法としては入浴や温泉が一般的ですが、もっと簡便なものとして、赤外線や超音波を応用した機器があります。粗大ゴミとしてもよく見かける、遠赤外線温熱機器も有名ですね。

今、家庭のお風呂にも健康の波が押しよせています。ジェットバス、ミストサウナ、マッサージ機能付シャワーなどがそうです。住宅設備機器のモデルルームなどに行くと、ついついヨダレがでそうになります。

一般の住宅ですと、LDは当然のように存在します。しかも結構お金がかかっています。でもLD(リビングダイニング)ってすべての人に本当に必要不可欠な部屋なんでしょうか。むしろお風呂やトイレにこそ潤沢な予算をかけて、檜の浴槽や伊豆石を使った浴槽なんかにして、ミストサウナでもつけたほうがよっぽどいいんじゃないかと思うのですが。

お手軽で安上がりな方法としては、ホカロンを当てるのもおすすめ。でも寝るときは絶対にやらないで下さい。低温火傷の危険性があります。

赤外線機器は皮膚への透過力が比較的強い近赤外線と、皮膚上層に吸収されやすい遠赤外線の働きによる温熱効果で疲労回復作用を示します。

高周波治療器は、生体内物質中の原子やイオン化分子を回転・振動させるジュール効果により熱を発生させますので、皮下数センチの深部加温作用により疲労を回復させます。

超音波治療器は加温効果と力学的効果により疲労を回復させます。

●マッサージ機器

マッサージ機器のほとんどは、古来よりあんまとして親しまれてきた手技治療をを機械的に真似て疲労回復効果を狙ったものです。

大型のマッサージ椅子にすわり、全身を一度にマッサージできるものです。一度に複数の部位をマッサージできるので、時間のない現代人にはピッタリのような気がしますが、どうなんでしょうか。

一度に複数のマッサージ士に揉んでもらったことなどありませんので、よくわかりません。

揉み・押し・叩き・伸ばし・振動が一度に出来ちゃうんですから凄いものです。でも、痩せ型の私はマッサージ椅子は苦手なんです。

後は部位別の小型マッサージ機器もたくさんの機種が出回っていますが、選ぶときのポイントは、

・音(家では以外に大きく聞こえます。特に夜間の使用が多いので
   十分にチェックして下さい。)
・大きさ
・強さの調整範囲

●電気療法機器

マッサージの代わりとして利用されることが多い、低周波治療器(筋肉への電気刺激)や高電圧療法(高電位療法)のように電気化学的効果により体液イオンに作用するものなどがあります。

 小型・簡単操作の高電位治療器 スーパーセレンテ

 乾電池1個で動作 1分間からの癒し 太長寿

★磁気治療


現在日本国内で販売されている家庭用磁気治療器は、1961年に薬事法施行令で医療用具として登録されて以降は、薬事法の規制対象となり、製造販売には厚生労働大臣の許可と法律の遵守が義務付けられています。
許可されるには,「医療用具GCP」に基づき,有効性・安全性などを客観的に評価・考察した臨床治験結果等の提出しなければなりません。

また表面磁束密度は2,000ガウス(0.2T 200mT)を超えないことと規定されています。磁力の強さを示す磁束密度(磁場強度)の単位にはガウス(G)が用いられてきましたが,計量法の改定によりテスラ(T)に変更になり,現在この2つの単位が併用されています。

1T=10,000Gです。

●家庭用磁気治療器の種類

家庭用磁気治療器には,「永久磁石磁気治療器」と「電気磁気治療器」があります。効能効果としては両者ともに,「血液の循環をよくし,肩こり等に効果がある」として表示販売されています。

1. 永久磁石磁気治療器(定常磁場,静磁場治療器) 

磁石そのものを人体に装着させ,その磁力により患部を治すことを狙っています。磁場強度は一定です。装身具(ネックレス,ブレスレット),寝具(枕,マットレス等),貼付型(ピ ップエレキバンR等),サポータ(足底部,腰椎,関節,肩背),腹帯等として広く使用されています。

2. 電気磁気治療器(交流磁場治療器) 電磁石に交流電流(家庭用の100V)を流して電気的に発生する、周波数によって極性を移動しながら大きな孤を描いて飛び交う磁場をつくり,その磁力により患部を治すことを狙ったものです。磁場強度は時間的に変化します。
永久磁石磁気治療器に比べ高価ですが、多くの磁気を発生させ、広範囲にあてることができます。

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副作用

テープ貼付型では,貼付部位に一過性のかぶれやかゆみ等の異常感がみられることがあります。そのほとんどは絆創膏に起因することが多いようです。

電気磁気治療器では,低温やけどに注意する必要がありますが、多くは温度ヒューズやタイマーなどを用いて安全性を高めるような配慮がされています。タイマーを使用せず、コンセント直結のような場合は、時間管理面で注意が必要です。

使用上の注意

使用説明書記載事項を良く読んで使用することが大切です。