慢性疲労症候群
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慢性疲労症候群とは
慢性疲労症候群の原因
慢性疲労症候群の治療


★慢性疲労症候群とは


「慢性疲労」は半年以上にわたり、日常的な倦怠感や疲労感などの自覚的疲労感を意味します。疲労の程度や疲労感以外の症状の有無や他の病気に罹患しているかなどは関係がありません。ですから、疲労感がありながらも普通の生活をおくることができます。

「慢性疲労症候群」は、疾病を意味するものです。厚生労働省が定めた、診断基準を満たす診断名です。疲労の程度が著しく重症で、そのために月に数日は会社や学校を休まざるをえないような状態が半年以上にわたり繰り返し、医師の診断・検査によっても因果関係があきらかな疾患が見つからないといった病態です。
また、下記のうち8項目を満たす必要もあります。

@微熱・悪寒
Aのどの痛み
B首あるいは腋(ワキ)のリンパ節の腫れ
C原因不明の脱力感
D筋肉痛または不快感
E軽く動いただけでその後24時間以上続く全身倦怠感
F頭痛(新たに出現または、程度・頻度が増悪)
G関節の痛み
H精神神経症状(下記いずれかひとつでもあれば)
 ・まぶしい
 ・一過性暗点
 ・物忘れ
 ・易刺激性
 ・錯乱
 ・思考力低下
 ・集中力低下
 ・抑うつ
I睡眠障害(不眠や過眠)
J発症時、これらの主な症状が短期間(数時間から数日)で出現

慢性疲労症候群は「肉体的な死に至ることはなくても社会的な死を意味する」と言った人がいます。あらゆる検査をしても異常が見つからず、一見すると何でもなさそうに見えるだけに、周囲の人たちの理解を得られず、本人はもちろん家族なども辛い思いをします。

発症と同時に慢性疲労症候群として診断されることは少なく、主症状だけに着目して投薬治療を受けたりすることもあります。また、内科・精神科などを転々とすることもあります。

原因と治療法もまだまだ究明途上にあります。

★慢性疲労症候群の原因(仮説を含む)


1.ウィルス感染説

 ウィルス感染による急性伝染性単核球症発症後に慢性疲労症候群に移行した症例もあるものの、多くの場合は急性感染症として治癒しているので、ウィルス感染に肉体的・精神的ストレスがからんで免疫異常が複合的に関連しているものとも思われています。

また、子供のころに潜伏感染した種々のウィルスが、免疫の低下とともに活動を再開して、慢性疲労症候群の引き金となる可能性も指摘されています。

2.免疫異常説

 慢性疲労症候群患者は、アトピーや湿疹、薬物アレルギーなどの既往歴を抱える人が多い。また、臨床検査では、さまざまな免疫異常が見出されているため、免疫異常との関連している可能性が高いと思われています。

 また、免疫異常だけでなく、神経系異常や内分泌系異常などもあわせて見出されることが多いので、それぞれ単独ではなく、カスケード説も考えられています。

3.内分泌異常説

4.アシルカルニチン代謝異常説

5.ストレス・慢性感染症との関連説



★慢性疲労症候群の治療

音楽は私たちの感情領域に直接働きかけます。これを利用して様々な医療領域への応用と研究が進められています。

今年は(2006年)はモーツァルト生誕250年ということで、CDショップでは「モーツァルト」関連商品が盛りだくさん。

モーツァルトの作品にはヒーリング作用がある曲が多く、その作用別にCD化されているものがたくさんあります。例えば、「頭が良くなるモーツァルト」、「仕事の能率がUPするモーツァルト」、「免疫力がUPするモーツァルト」等など多くの企画商品があります。

音楽療法には、

・聴かせる
・演奏させる
・歌わせる

の3つの方法があります。

米国では全米音楽療法協会が認定する音楽療法士が多数活躍しています。同協会が認定する4年生大学の音楽療法士養成コースは80余校に達し、修士や博士課程もあります。

音楽療法の適用範囲は、

・精神疾患
・心身障害者
・脳血管障害後遺症
・老人性痴呆症
・パーキンソン病
・各種リハビリテーション患者
・末期患者
・がん化学療法中の副作用軽減
・その他

と極めて広い。

日本では、全日本音楽療法連盟が認定した療法士が活躍を始めています。現時点では予防医学的な適用・研究はあまり積極的に行われていませんが、高齢化社会を迎えた今、音楽療法に対する期待は高まっていると言えます。

音楽の持つ力

・心の扉を開く

・鎮静、やすらぎ

・精神の発揚、意欲の向上

・身体的苦痛の緩和軽減



★笑い療法

あなたは一日にどれくらい笑いますか?よーく考えてみて下さい。
疲労回復や健康増進につながる「笑い」って意外と少ないことに気がつきませんか?

笑いの種類

・大笑い

 大きな声を出し、顔はクシャクシャ、呼吸は苦しい、腹を抱える、
 全身を動かす、涙をながす。このような笑いは意外と少ない
 自律神経が交感神経優位(緊張)から副交感神経(弛緩)へと
 切り替わり身体的、精神的健康にも極めて重要です。

・微笑み

 人間関係を円満に保つために意識的に作られる笑いで、顔の一部
 が動く程度。いわゆる社交的な笑いです。場の雰囲気を保つために
 必要な笑いです。

・苦笑

・冷笑

・嘲笑

笑うと楽しくなり、ストレスも軽減されます。
ストレスがかかった状態では交感神経が優位となり、血圧が上がり、心拍数が増えます。ストレスが軽減し、リラックスすると副交感神経が優位となり、血圧、心拍数、呼吸数などが下がります。ストレスがかかることで血中にアドレナリンとコルチゾールが増加しますが、笑うことでこれらが減少することが観察されています。

いつも怖い顔ばかりしていないで、たまには大口をあけて、お腹をよじって、呼吸もできないほど笑ってみませんか?