Microsoft® Visual Basic® Scripting Edition
検査結果値の有効活用
 健康管理目次 
 前ページ | 次ページ 


検査結果値の有効活用は ?
各検査項目の検査結果は,人間ドックあるいは定期検診の後,必ず結果値と正常値の比較できる様式で被験者にフィードバックされます。最近は医学用語を解説して,その項目の正常値と異常値の理解できる医療図書が出版されているので,これらの図書が,検査結果を理解する助けとなっています。もちろん病院・診療所側のコメントやご担当の医師から懇切な説明があります。しかし,検査項目のすべての説明をしてもらうわけにはいきません。病院での検査を理解する努力は被験者に要求されます。しかし,検査数値と,その判定結果が出ても,それを見ただけですぐさま自分の健康状態を把握できる方は少ないものです。

自覚症状があってあわてて病院・診療所で検査を受けるのですが,自覚症状がないと,だれも病院・診療所にいく人は少ないものです。しかし,生活習慣病では,自覚症状があっては治癒のむずかしいものがあります。肝臓は「沈黙の臓器」といわれるように,致命的状態になっても自覚症状はありません。ガンも自覚症状のない最悪の病気です。でも,ガンの早期発見・早期治療した方が周辺にたくさんふえています。これは,転ばぬ先の杖の普段の健康管理,特に,定期的な健康検診のおかげです。とはいえ,検査値が正常値の範囲にあるかどうか?その高低にナーバスになりすぎてもいけません。正常値は人によってバラツキがありますので,正常な健康状態の毎年の定期検診の検査値をレーンで把握する必要があります。

しかし,異常値が出て,ご担当の医師からその項目に関連するさらなる検査のアドバイスがあったら,これに素直に従うことです。自覚症状がないからといっての無視はまことに危険です。専門の病院や他の医療施設のある機関で念入りな再度の検査と,必要な治療を進めてください。これが,早期発見・早期治療というものです。自分にあった定期検診を毎年実行すること,異常値が出たら直ちに確認の上,直ちに治療に励むことをおすすめします。迂生の体の現在の衰退への反省は,中年になってからの定期検診の怠慢が原因となっています。しっかりした企業では,毎年人間ドック入りを勧告していますが,自分の体は自分で守ることが大事なことです。自発的・積極的に,人間ドック入りを毎年続けられるようにしてください。

検査結果値の有効活用
次の表は検査結果値の有効活用の方法を要約したものです。

検査結果値の有効活用 内容
検査結果解説図書 検査項目を単純明解に説明した検査ガイドブックのご用意は検査結果値を理解するのに必要な家庭常備図書です。正常値の以上と以下,および陽性と陰性について注意,関連疾病の具体的事例などを解説した図書を備え付けられると検査知識は一段と高められます。まずは,自分の医療知識のレベルに適合した図書を求めてください。
近所の診療所利用 定期検診を受けるのであれば地区の診療所の利用をお勧めします。診療所はその地区の中核医療機関と密接な関係にあります。もしも,異常が見つかると診療所より紹介状が中核医療機関へ出されます。すると,初期診察料と特別費用を払うことなく優先的に検診をしてくれます。診療所の利用は,診察の待ち時間も少なく,会計・投薬の時間節約は大きな病院と比較にならないほど受診者に有利な状態となっています。診療所での検診は検査結果を詳しく説明してくれ,一覧表として発表するところが多いので,家に戻って,検査結果を医療図書の解説書に照らすことができます。人間ドックはいざ知らず,定期検診は,まず診療所を優先的に考えるべきです。30才を過ぎたら有病率も高くなります。まず,お近くの診療所を定期的に利用されるとよいでしょう。
病院の人間ドック利用 病院・専門機関の人間ドック(脳ドックもあります)には,日帰り,または,1泊2日の短期ドックと5,6日間の長期ドックなどがあります。生活習慣病の発見には人間ドック入りが最適です。検査結果値についてアドバイス・メッセージがあったり,詳細な検査記録が入手できます。それでも,記号や略号,数字の意味を理解するのに適切な検査ガイドブックが必要となります。
集団検診利用 一般の企業では,労働基準法にもとづく事業所検診があります。また,老人保健法の施行による40歳以上の国民は,誰でも,無料検診が受けられます。市区町村によつては,成人健康審査40歳以上64以下の方は年1回無料(ただし,心電図,眼底検査の両方またはいずれか一方を受診した場合のみ500円の負担),老人健康診査65歳以上の方,年2回無料としています。ガン検診40歳以上(子宮,乳ガン,卵巣ガンは30歳以上)の方年1回原則として無料のガン検診を実施しているところがありますが,項目,受診場所により異なる料金を負担します。集団検診は血液検査と尿検査のふるい分け検査です。よって,検査項目も限られています。特定の病気の発見には結びつきません。集団検診は「ふるい分け」検査に成人病の発見に最低限必要な加えた内容となっています。ふるいには,目の大きさの違いがあるように目こぼれがあったりします。特に,画像検診は機器の機能とインスペクターのスキルが問題になります。
検査値の統計的処理 正常値はこれまでの該当検査項目の過去の事実を統計的に処理した結果として決められたものです。多くの値は幅を持つ範囲で示されています。正常値にあれば安心,正常値を超えたら心配するのが,統計的処理値と考えます。しかし,悪性疾患で期待される腫瘍マーカー陽性率の統計的処理値などになりますと,ご担当の先生のKKD(勘・経験・度胸)あるいは,(研究・感性・努力)による診断を必要とするもののようです。KKDにニァイコールするのが「確信度」というファジイな値になるものと考えます。正常値を統計的処理値と知りますと,この検査値を絶対視してはいけないという説も納得できます。
専門検査の知識向上 検査技術は停滞なく進歩しています。病気になる前に一度薬局で家庭用の検診機器の種類を定期的に調べることも健康管理には必要なささやかな行動です。それとともに病院や診療所の検査機器の充実ぶりも知っておくことです。特に,専門機器の発展は目覚しいものがあります。画像検査は,われわれが興味をよせているコンピュータと一体化され最新のハイテク医療技術となっています。被験者の画像検査の認識を深めることは,病気になったとき,さまざまな検査を円滑に受けいれる素地をあらかじめつくっておくことになるのです。
インターネット活用 迂生はPROLOGの言語学習の課題を自分の体の衰退をタネとしてPC−VANにいくつかの推論プログラムを公開してきました。その目的はあくまでもPROLOGの学習にありました。今回は,VBスクリプトを使って総括的な健康診断の検索をActiveX Contril Padの学習を兼ねて作成しました。プログラムの骨格はマイクロソフト社のVBSチュートリアルを借用しました。これまでインターネットでの医療問題の追跡は,拙作の転載先の医療事例の範囲にありましたが,今回のVBSまとめにはインターネットの検索機能を活用して病院の検査関連の情報を収集しました。関心を向けられた病気の問題があったらインターネットの活用も多大な医療知識の獲得につながります。
各項に関連する詳細は,検査値の正常と異常の検索を参照してください。