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血圧
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血圧とは ?
血液が流れるとき,動脈の壁にかかる圧力を血圧といいます。血液を心臓というポンプで体の中の血液を必要とする部分に送り出すとき(心臓が収縮して動脈内に血液を送り出したとき),血圧は最も高く,逆に心臓が拡張したとき,血液が静脈から心臓へ送り込まれたときは,心臓の血液の逆流防止の出口のバルブが閉まるので,血圧は最も低くなります。医学では,前者を最大血圧(収縮期血圧),後者を最小血圧(拡張期血圧)とよんで区別しています。この血圧が,WHO(世界保健機関)が勧告する基準値を超えると,血圧が高いという危険信号が出ます。最低血圧が90mmHgを超えたりしますと,高血圧とみなそれます。その値が90mmHg未満であっても,最高血圧が160mmHgを超えると,収縮期高血圧として別扱いされます。この高血圧は高齢者に多くみられます。

高血圧が長く続くと,血管は弾力性を失い,厚く硬くなります。これを動脈硬化といっています。たとえば,心臓の血管で動脈硬化が進み,血管の中が狭くなると,狭心症や心筋梗塞になります。血圧の高いのはよくないのは,このためです。血管の壁にコレステロールなどが付着しますと,血管の断面の開存度が30%前後になりますと,心電図に変化があらわれます。25%前後で狭心症,ゼロになると心筋梗塞といったことになります。なお,最高140から160mmHg,最低90から95mmHgを準高血圧,最高140mmHg,最低90mmHg以下を正常,最高90mmHg以下を低血圧と定めています。血圧は肉体的,精神的変動を受けやすく,日内,日差の変動が大きいので,最高血圧20から30mmHgの差は気にする必要はないといわれます。また,座った状態と横になった状態ではかなり差があるので,測定状態は常に同じ体位で,少なくとも15分ぐらい深呼吸をしてから測定する必要があります。

検査の結果,高血圧が確認されると,腎臓や内分泌系などに何か原因になる病気があって血圧が高いのか,血圧が高いだけの本態性高血圧なのかの区別をするための精密検査を必要とします。そして,血圧をあげない生活術や塩分&カロリーのコントロール作戦,血圧クスリの知識と服用の知恵者になることが重要となります。


血圧に関連する詳細は,検査値の正常と異常の検索を参照してください。