|
Microsoft® Visual Basic® Scripting Edition 検査結果値の活用 |
健康管理目次 前ページ | 次ページ |
どのような病気にも,本人自覚の有無に関係なしに病気・異常の発生があります。
人間の病気を分類した医学書を学習すると,次のようなものがあります。
<病気の分類>
<1> 奇型
<2> 細胞の分化機能の異常
<3> 細胞の増殖の異常
<4> 代謝の異常
<5> 循環の異常
<6> 防御反応
<7> 腫瘍
いずれにしても病気は,われわれがもつ多数の臓器や組織からいろいろな種類やさまざまな原因から発病します。権威ある世界保健機関(WHO)が疾病の分類をしても患者の病気への反応の違いにより病気の種類は無数にあります。それでも,主な項目として1,000以上のものが分類されつつあります。これらの病気を迅速・的確に診断・治療するお医者さんの仕事には,十分な知識と技術の習得と並外れた労力が要求されます。患者の立場で病気の推論プログラムのショートショートを数多く作成しましたが,お医者さんの「確信度」付与とか,「あいまい値」の絡ませ方で病名を決定することなどをしました。医療専門の方はもっと高度の病名決定の技術を駆使してくれているものと想像いたします。そこで患者の周辺環境で学習した範囲で,現在の診断を整理しました。1 症候論的診断
2 理学的診断
3 各診療科の特殊診断法
4 臨床検査診断法
多種多様の病気を診断するお医者さんは急性疾患の患者はもちろんのこと慢性疾患,特に生活習慣病の患者の診断には疾病構造の変化の把握には個人判断の領域を越えた正しい判断業務の遂行が必要です。このため画像や臨床検査診断などのためのチーム医療の体制をとる必要があります。メディカル,コメディカルの医療機関のすべてが協力する体制を知悉した主治医の存在がこれからの病気治療に重要となります。患者として約6年間いくつかの医療機関のお世話になった迂生の個人的意見は,患者からの症状の正しい訴求をキャッチする組織体制の追加も考えてもらいたいものです。外傷性牽引性網膜剥離の初期診断にいきなり強膜圧迫子をもって裂孔を把握する以前にソフトな指先の触診で硝子体の血管増殖部がキャッチできるのを抜きにした眼科医の診断法には驚いたが,患者に異常の有無を問診するだけで剥離位置の把握ができたはずと愚考しているが,医師の能力範囲に患者情報の把握不足のまま重大な手術が実施されることは事例の数は多いようです。
1.症候論的診断
この診断は初診断のときに患者から症状を問診することで患者の症状をお医者さんの頭の中で整理・入力するものです。この問診に加えて,視覚,聴覚,臭覚による情報のキャッチにより病気の見当をつけます。更に加えてこれまでの病気と肉親の病気などの間接情報も有力な手がかりを与えます。
2. 理学的診断
症候論的診断は患者に対して病院や診療所にやってきた患者に「どうしたのか?」から問診しますが,初診断の際,最初に「どこが悪いか?」,「いつから,どのように,どんな状態になっているか?」をアンケート形式で記入させ,加えて,肉親の死亡,病名などを書き添えさせます。理学的診断は「視診」「触診」「打診」「聴診」などで構成され,各診療科,各医師によって組み合わせや順序によるシステム化されたものとなっています。総合病院で感じたものですが,いくつかの科にかかった患者が不安を覚えるものは,総括的治療判断をする部署に欠ける病院がほとんどと申してよい現状です。オールマイテーの専門科を要求するのは無理なのか? 一人の患者の採血を各科が個別におこなう矛盾は是非あらためてもらいたいものです。複数の病院にかかっているときの連携的患者情報のやりとりがほとんどなしという状態は今後の医療体制の修正ポイントのひとつと痛感しています。
3. 各診療科の特殊診断法
人間も寿命限界を超えると,単一病だけでなく各科にまたがる多数の病気が発症いたします。また服用薬も多種類となり副作用としての異常の発症もあります。眼科,耳鼻咽喉科,脳神経科などは,それぞれ特殊な診断法が確立されています。よって前記の2つの診断とはまた異なるものがあります。
4. 臨床検査診断
前記3つの診断はマクロ診断であり,確定的診断は臨床検査が情報の補完をする診断となります。ガンや生活習慣病の早期の診断には臨床・画像検査診断による客観的データが病気の種類を決定づけるものとなります。
無数の病気から患者を系統的・縦断的に症候論的診断,理学的診断を行って,マクロで病気の種類を見当付けしたうえで,各種ある検査診断が横断的,横割り的考えを基に正常値と異常値でふるい分けすることにより,陽性のデータから可能性のある病気の裏付けをとり,陰性のデータからは可能性のない病気を除外するのに役立てています。各種の検査診断の結果を告げられる受診者は一応の自己判断をいたします。検査をすすめたお医者さんは最終的な証拠固めの検査を進め,確認をいたします。これが臨床検査診断法です。診断の主要項目のデータの正常と異常のフィードバックを「転ばぬ先の杖」として人間ドックがあり,さらに切らずに直すガンマーナイフの開発により脳ドックがMRI(磁気共鳴断層画像)MRA(脳血管画像)を駆使して「脳の病気」の早期発見,あるいは予防に役立つものになっています。
病院や診療所でもらった検査結果を正しく理解するのに多少役立つものをまとめましたが,これをまとめるのに著名な医療関係者のいくつかの医学図書と迂生がPROLOG言語(Arity PROLOG)の推論プログラムを公開してきたご縁で医療知識について叱咤激励の援助をしてくれました多くの医療関係者のご意見を参考に患者あるいは受診者の立場から知り得た「病気と検査値の気がかりや不安」をいくらかでもパソコン上でわかるものを意識的にまとめました。なかには誤ったデータの取り扱いや解釈のちがいがあるものと思います。特に80歳をこえるわずかな病気体験から独断と浅見のまとめ方(隻眼の偏屈知識の累積)をしたものがあるやも知れません。お気づきの点ありましたら何卒ご指導のほどお願いします。また,VBScript のチュートリアルの追跡学習のミスワークとともに免責といたす失礼をお許しください。
上段に戻って「目次」か「次ページ」に学習を進めてください。